スマートパパの暮らしマネジメント

暮らしと仕事をどうマネジメントするか、考えるブログです。

家計をシンプルに管理する(家計の自動化、6つの仕分け、家計で管理しないもの)

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はじめに 

ワンオペ育児に、家計を管理する時間、振り返る時間は、ほとんどありません。

 
そのため、今は家計の管理を完全自動化。

ほとんど手間をかけず、毎月の出費管理を行っています。

 

今日はそんな我が家の家計管理についてまとめてみたいと思います。 

 

 

家計口座の始め方 

結婚して、お小遣い制になるのを回避したい方、自身の収入についてあれこれ言われたくない方におすすめなのは、家族口座・バスケット制です。

 
共通のかごにお金をいれあって、そこから家計に関する経費を差し引いていくという考え方です。かごに入れる金額は、夫婦間で同じとするのか、傾斜をつけるのか、そのあたりは最初に話し合ってもいいでしょう。

 

そんな家計口座・バスケット制度は次のように始めることができます。

 

 

  • 銀行で(家計用に新たに)口座を開く
  • 毎月各自で家計負担分を入金する
  • 楽天カードの引落口座に指定し、家族カード(配偶者用)を作る
  • 生活に関する支払いは楽天カードおよびその家族カードで支払う
  • 光熱費(水道、ガス、電気、インターネット、NHK)の支払いも楽天カード払いにする

 
カードの申請や、光熱費のカード払いの申請は多少の手間ですが、最初にこれだけがんばりましょう。ここまでやれば、 すべての支払いは楽天の家計簿機能で自動的に記録されるようになります。マネーフォワードなどの管理サービスを使ってもいいでしょう(私は個人での支払いにマネーフォワードを使っています) 

 

 

家計簿はシンプルに仕分けする

 
家計簿の仕分け品目は、楽天側にいろいろ用意されていますが、ここでのポイントは自分が何を管理したいのか、最初に明確にすべきだということです。 
 
これが家計管理の最大のポイントかもしれません。
 
家計簿の管理は、銀行業務や企業の財務部のように、出費を正しく完璧に仕分ける必要はないということです。
 
なぜか?そもそも家計簿をつける役割ってなんでしょうか? 
 
 
私は、家計簿をつけることで「先月より食費を多く使ってるな、これはスーパーでお惣菜を買いすぎたからだな」とか「昨年より光熱費があがっているな、少しクーラーの温度設定を気をつけるようにしよう」と日々の暮らしや意識にフィードバックできることが最大の効果だと思っています。 
 
 
そのためその支払いの品目は細かくせず自分が意識したい、出費のカテゴリを大きく6つに分けてシンプルに振り分けるようにしています。 
 

  • 食費
  • 日用品
  • 光熱費
  • こども
  • 医療費
  • 交際費
 
例えば、我が家は車を保有してますが、これは2人目のこどもが生まれたことにより必要となって購入したものです(1人で2人を連れての移動は、とても大変だからです)。
 
そのため、車のガソリン代や、洗車、移動先の駐車料金は「こども」費として仕分けています。こどもがいない状況であれば、車を買うことはなかったからです。
 
車を購入する前、ある程度距離がある目的地に子連れでいきたいときは、タクシーを利用してました。もし夫婦二人だけだったら、電車やバスを乗り継いで行くでしょうから、その時のタクシー料金も「こども」費用になります。
 

このように費用の仕分けは「なぜ」その支出が必要になったか、の「なぜ」をベースに考えるとよいと思います。
 
 
同じセロハンテープでも、家庭で使うようだったら「日用品」でいいですし、こどもの工作用にねだられたのなら「こども費」で振り分ければいいと思います。
 
実家に帰る、旅行、病院にいく、のすべてを「交通費」なる仕分けをしていても、仕分けられているだけで、役に立てることができません。
 
そのような仕分けだと「先月」より、あるいは「昨年」より「多かった、少なかった」か比較しても、何を日々の生活で改めればよいのかわからないためです。
 
自分が見直したい、見直すべきと考えている品目を管理するために、家計簿を利用しましょう。

 

カードで支払えないものはどうするか

 

カード払いができないもの、ありますよね。カード払いができないものはひとそれぞれだと思います。

 

私の生活圏でカード払いできないものは「クリーニング」「パン屋」「医療費」の3点で、それ以外であれば概ね支払いできていると思います。

 

このあたりはしょうがないので、まだレシート集計で、月末にまとめて、楽天家計簿に「現金」払いとして登録します。

 

そう楽天家計簿は、現金で支払ったものも、登録できるところが秀逸ですね。

 

 

 

家計簿で管理しないもの

家計簿に登録していない支払い品目があります。

 

  • 家賃
  • 保育園
  • 習い事
  • 旅行

 

カード払いできないから、という理由もありますが、家賃や保育園料金は一定金額の支払いのため、管理してもしょうがないためです。

 

習いごとは、家計管理上、「肥大化しやすい」と言われFPの方などが、指摘することも多いものだと思いますが、こちらも「あえて」管理しないようにしています。

 

こどもの土日の習いごとは、土日ワンオペ育児には必須であり(男の子のありあまるエネルギーの発散)、ここが高いとか安いとか言っていると、最終的に、私や妻に多大なるストレスがたまり、「仕事をやめる、やめてくれ」の極めてクリティカルな話合いに発展しがちです。

 

もちろん支出はコントロールしたほうがいいのですが、月1万円とかの支出のありなしで、仕事の進退の議論まで発展するのは、ナンセンスだと思い、この点は目をつむるようにしてます。

 

似たような理由になりますが「旅行」の費用も家計簿での管理はしません。

 

だいたいが宿泊施設と交通費に占められる「旅行」は、家計簿につけると、旅行した月としていない月で、いびつな差がしょうじます。

 

家計の分析や振り返りをする際、いびつなところが目立つだめ、そこに注視することが多くなりますが、結局のところその月に旅行にいったという事実しかわからず、何も生産性に寄与しないからです。

 

我が家もだいたい年1〜2回は、旅行にいきますが、だいたい1回あたりどの程度金額がかかったかというホテルの領収書をEvernoteに記録しておいて、前回の旅行と今回の旅行で、どのくらい値段に対してバリューがあったか、など「過去の旅行との比較」をできるようにしています。

 

この比較を行うためなら、旅行費のを計上は不要ですよね。

 

さいごに

いかがでしたでしょうか?

 

家計簿管理に困っている方や、これから始めようという方の参考になれば幸いです。

 

ちなみに余談ですが、知人に個人、家庭の支出をすべて完全に記録し、家計簿と銀行口座や、財布の金額に差分が生じた場合は、いくら差分が出たかを「雑損」として管理をしているというひとがいます。

 

それはもう趣味の世界だな・・・と。

 

同じ管理でもいろいろなやり方があるので、ぜひ検討してみてくださいね。

 

 


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