スマートパパの暮らしマネジメント

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こどもの習い事と受験における傾向と対策を踏まえ

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習い事について

今月より、次男も、くもんの算数を始めることにしたので、次のように変更となった。

長男 公文式(国語、算数、英語) イトマンスイミングスクール

次男 公文式(国語、算数) イトマンスイミングスクール

長男は、4歳(6月)より国語を、5歳(9月)より算数、8歳より英語を開始しており、現時点での進度は、国語がD教材、算数がD教材、英語がE教材。

次男は、4歳(12月)より国語を、5歳(1月)より算数を開始しており、現時点の進度は、国語3A教材、算数が5A教材となっている。

長男が習慣化していることで、次男も引きずられて決まった時間に、取り組めるようになっているので、ここは兄弟のメリットを感じます(兄の習慣化にはすったもんだがありましたが)。

毎日 各教材5枚づつ進めており、長男の進度としては、1学年先以上、2学年先未満となっている。国語を4年半、算数を3年3ヶ月続けており、相対的な結果は、わからないが、早くもなく、遅くもない(やや遅い)という印象を受ける。

公文式は先取りが可能でどんどん進んでいくというが、それは、「量やかけた時間」で前に進められる、という訳ではなく、「生活年齢に対する精神(知能)年齢の比が高い」生徒に対し、基準を判断しながら先に進ませることができる、という表現が適切だろう。

国語については、4年生の漢字を問題として取り組んでいるが、ではそれまでの漢字が定着しているか、というと、揮発してしまうものも多く、小学校の漢字テスト向けに2年生の勉強に取り組んでいる。

中学受験について

自分自身は、高校からの受験を開始しており、中学受験は受けていない。しかしながら、中高一貫校で6年かけて、生徒を仕上げていく、という中高一貫校でよくいわれる、その特徴は私も賛成である。

一方で、中高一貫校に入ったものの、あまり勉強に熱心でないグループに所属したが最後、6年間そこにひきずられて、浪人コースにまっしぐらな例も聞くため、メリット、デメリットはあることは感じる。

所謂そこそこの中高一貫校の中学試験の受験問題をパラパラ眺めていると、幅広く、基本的なカリキュラムを抑えているか、というより、「生活年齢に対する精神(知能)年齢の比が高い」生徒を選抜するような、問題の傾向が高いように感じる(これは高校受験もですが)

思考力は、教育で磨ける部分と磨けない部分があるというのが私の教育の印象。よって地頭に期待するような、受験スタイルだと、厳しい戦いになることを今から感じてしまっている。

地頭に頼らない受験スタイルというと、「傾向と対策」が有効である受験校や受験タイミングを見定めた上で、積み重ねるしかないだろう。

この「傾向と対策」を積み重ねる、という考え方は、ほとんど自分が学生時代にもっておらず、要領の悪い、勉強法で時間を費やしていたように思う。が、これは私に限らず、周りを見てもそんな学生が多かった印象で、ここの重要性に(もともとちゃんと傾向と対策をするような優秀なクラスタをのぞいた)気付けるかどうかが、平均の集団の勝敗の境目だろう。

わたしの通っていた高校受験の塾では、所謂大手だったが、殆ど着目されていなかったように思う。大学の予備校では、コース別にカリキュラムがあるなど、ある程度昔から、傾向〜対策別の内容があったと想定されるが、体系化が深化していったは、やはりドラゴン桜以降なのではないだろうか

この傾向と対策と体系化していることを、売りとしており、逆に授業しません、のような尖った武田塾という塾も出てきていて、校舎数がうなぎのぼりで伸びている。

個人的には、平均的な集団は、時間をかけてカリキュラムの基本レベルを抑えることで通過できるタイプの学校、学部か、傾向と対策が有効であり、体に型を作ることで、立ち向かうタイプの学校、学部を目指すのが、無理がないように感じる。

4月より3年生を迎える長男。中学受験をする場合は、3年生の年明けから塾に通い始めるのが、通常ということだが、上記の考えに従い、どのような方針とするかが非常に悩ましい。

なお、蛇足だが、傾向と対策というのは、社会人(の上司や役員の応対)においても非常に有用な能力であり、優秀な社会人ほどこの能力を発揮しているように感じる。 出たとこ勝負にも、美徳があるが、「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という格言(名宰相ビスマルク)もあり、これができるようになるための訓練として受験は有用な気もする(自分のことは棚にあげつつ・・・)