今の自分が選べるなかで、最良の食事は何か?
ある日ふっと、急にこの言葉が降りてきて意識するようになりました。
毎日の食事にちゃんと向き合っているだろうかと
リモートワークで平日は自宅で過ごす毎日。
最寄りのコンビニエンスストアでお昼を購入することもしばしば。
「あまり食べたいものもないなあ」と思っていた矢先でした。
ふと調べたら、これは松浦弥太郎氏のエッセイに出てくる一文。
読んだのは何年も前なのに、こうしてふっと思い出すのですから、なにか本質的なことなのかも。
久々に読み返すと
エッセイの中ではこう綴られています
いつでも、料理したひとの顔が見えた心のこもったものを食べましょう
「一日三色、自分で料理をしろ」と言うつもりはありません。「外食するならオーガニックの店か、高級レストラン!」、と言いたいのでもありません。
その日の体調や置かれた環境、忙しさやお財布のぐあい、あらゆる制約があるなかで、「今の自分が選べるなかで、最良の食事は何か?」をきちんと考え、選択しようという提案をしたいのです
たとえば、今日は一日忙しくてランチに出かける時間もないと思ったら、朝ごはんのついでにおにぎりをつくり、会社に持っていく。
(中略)
自動的にコンビニに飛び込むのではなく、できたてのサンドイッチを出すカフェを見つけて立ち寄ってみる。
考えてみれば、お金をかけなくても、毎回自分でつくらなくても、心のこもった食事をする方法はたくさんあります。
まずそのとおりにとりくんでみる
様々な事柄に対して「ルーティーンを組み、本質的なことに集中(フォーカス)せよ」なんて話が、はびこっている現代。
毎日の食事対して、これだけ真摯に向き合うのは、大変そうだな、とも思ったのですが、まずかんたんなところでいいから、試しに取り組んでみたい。
手始めに、お昼休み「ちょっと距離があるお気に入りのベーカリー」にでかけてみることにしました。
#お惣菜パンと合わせて甘いのも
思考や行動を変えて感じたのは、駅前や往来に出るのも、実は久しぶりだということ。そして、街行くひとたちや、風景がとても新鮮に感じる、ということです。
そして、歩きながら感じたのは、「明日はここでお昼を買ってみよう」とか、「新しくできたこのお店に入ってみよう」、「午後はあの仕事をこう片付けよう」など前向きな思考が自然と促されること
毎日の食事はおざなりにできないですね。
しばらく、自炊も含め、もう少し丁寧に、食生活に向き合おうかなと思います。