お掃除ロボットとの生活に向いているひと
引っ越し後、暫くして、お掃除ロボットとの生活が始まった。
元々、興味があったところに、段差が少ない部屋に移ったことで、導入が現実的になった。 そんなタイミングで狙っていた機種が、Amazonのセールにより、2万円代まで割引となっていたので、エイっと購入してしまったのだ。
結論からいうと、導入して2ヶ月。ライフスタイルにうまく組み込むことができて、いまや欠かせないものとなった。
が、きれい好きなひとに勧められるか、というとそれは難しい。人を選ぶように思う。
ルンバは個人的には、高価に感じたのと、集塵した埃を捨てなければならないと聞いていたので、検討が進まなかった。
今回購入したブラーバは、従来、水拭き用途のロボットだ。 ロボットから水が散布され、付属のお掃除マットで、汚れを吸着する。
ただ、水拭きの前に、乾拭きで、汚れをとってから、水拭きモードで動かしたほうがよりきれいになるということで、ロボットに乾拭きモードが搭載されている。クイックルワイパーを自動でかけるロボットのようなものだ。この乾拭きモードをメインで使っている。
毎日、掃除機をかけられる人、クイックルワイパーでの拭き掃除をできる人には、この手のロボットは不要だと思う。人がやったほうが、結局きれいだ。
ブラーバは、床を何度も、なぞってくれるので、終わった後には、「ああ、こんなに汚れていたのか」、というくらい埃がよく取れる。しかし、部屋の角や壁沿いは得意ではなく、多少ほこりやチリが残っている。
また、ほこりの塊が、移動のついでに、マットからポロっと落ちることもあり、掃除が終わった後、床に埃の塊が落ちていることもある。
ただブラーバを毎日動かすのは、苦ではない。ここが大事だと思う。
時折きれいに掃除するより、あまり上手でない掃除でも毎日かけたほうが汚れない。
朝、忙しい時や疲れている時は、床がそこまで汚れていないと、ふと明日でいいか、と掃除を後回しにしてしまう。こういう人には向いていると思う。
お掃除ロボットと暮らすといいこと
お掃除ロボットと暮らすと、床に物を置けなくなる。これが大きい。禅問答のようだが。
ブラーバは、床に物があっても、健気にそれを避けたりその周りをぐるっと廻るようにして、掃除をしてくれる。
ただその様を一度でもみたら、もう床に物は置きたくなくなると思う。もっとスムーズに動いてほしい、というモチベーションが生まれる。 そのモチベーションが、つい床に置きっぱなしにしてしまうものを、そのままにせず、片付ける後押しになる。
購入後、いまのところ、床に物は置かれず、すっきりとした状態をキープできている。
ただ、今、仕事が閑散期であり、体力的にも時間的にも余裕があるからできているのかもしれない。 これが繁忙期に、きれいな状態をキープできたら、お掃除ロボットの本当の効果だろう。