スマートパパの暮らしマネジメント

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マンションの内見とリフォーム会社候補の選定

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内見とリフォーム・コストの相場感

以前別の物件に入札した際に、リフォームの見積もりをとっていたので、相場観が少し身についていた。床をやりかえると高い、襖や、畳の張替えはたいしたことがない、水回りは高い、建具の劣化はリペアは難しい、など。

購入した物件については、猫ちゃんとわんちゃんが、ファミリーに所属していたようで、壁紙や、ドアにいかんともし難いキズが多く、一見難しいのでは、という気がしたのだが、思いの外、床がきれいだった。床がきれいだとフローリングをそのままにできるので、費用を大分抑えられる。そんな判断も購入の決め手だったように思う。

Youtubeで築古の中古物件を購入しリフォームして、家賃収入を得る、という類の動画がその時大好物だったので、壁紙だけきれいにすれば、費用抑えながら、気持ちよく住めそうだなというのが第一印象だった。「子供もまだ小さいし、あまりピカピカに仕上げすぎても、精神衛生上もよくないからね」、と似たような家族環境の友人のアドバイスも頭によぎっていた。

だが、いかんせん、実態のリフォームは(自分の趣味嗜好により)沼に進んでいく。最初からわかっていたような気もする。そこまで、こだわりはないと思っていたものの、Apple製品がすきで、車はスカンジナビア・デザインが好み(所有してないけどね)、とあらゆる購買ファクターに、「デザイン」や「シンプルさ」が大きなウエイトをもっている自分の趣味嗜好の取り扱いだけが、アンコントローラブルであると。

例えば、壁紙を一度でも選んだ方は、共感してもらえるだろうが、百科事典なみの分厚いサンプル集が、何種類もあり、ここから選べます、はいどうぞ、の世界である。 勘弁してほしい。すべて見た後にしぼりこむ、ということをやりがちな私が、これに取組んだら、疲弊することは目に見えていたので、施工店ではなく、ある程度、インテリアやデザインを考慮してくれそうな、リフォーム会社にお願いするのが望ましいと感じていた。

リフォーム会社の候補

リフォーム会社を選ぶというのは、完全に手探りの世界だった。この資本主義による様々な業界で大手企業の寡占が進む世の中において、リフォーム企業というのは、「大手」の概念があまりなく、中堅・中小のリフォーム会社が各地域で棲み分けされている(エリア内に、複数店舗あるようなドミナント戦略をとっている企業が目立つ)

というのも、施工担当や、営業担当が、現地に足を運ぶことがどうしても多くなるし、引き渡し後も、アフターサービスを考慮するとどうしても展開できるエリア範囲が限られるのだろう。となると地場のリフォーム会社を捕まえるのに、一番手っ取り早いのは、住宅仲介会社に聞いてしまう、というのが一番だと思う。ただし、その場合は、仲介会社の手数料が乗ってしまうので、営業曰くあまりおすすめできないですとのこと。となると、コストを抑えながら、会社を探していくには、インターネットでの調査スキルを求められることになる。

リフォーム会社は、ホームプロやSUUMOなどが所謂ポータルサイトとしてのビジネスを展開していて住所や条件などを登録すると、そのニーズに合致した会社を紹介してくれる。が、正直レコメンドされた会社がいまひとつピンとこず、見積もり相談すらちょっと、という雰囲気で、まだ発展途上の印象を受けた(2021年時点で、と書いておこう)。

なので代わりにgoogle mapで、「リフォーム」と検索し、エリア内のリフォーム会社をみていくという手段をとったところ、よい感じのHPを展開している会社が2社ほど見つかった。壁紙やインテリアに自分が苦慮するのは嫌で、既存の家具などの条件を踏まえて、良い感じに提案してくれる、というのが希望条件です、と伝えた上で見積相談することになった。